「シャルル、すまない。君との婚約を破棄したいんだ」 婚約者のアルバートから告げられた一言。 アルバートはシャルルの妹であるエルルカに恋をしてしまったらしい。 エルルカは美貌の王族らしく可憐で愛らしい誰もが振り返るほどの美少女。 それに対し、自分は平凡な容姿で『地味姫』と呼ばれる名だけの王女。 互いに恋愛感情はなかった。けれど幸せな家庭を築いていけると信じていた。 自分の気持ちを押し殺してアルバートの申し出通りに婚約を破棄したシャルルは決意する。 もう決して自重しないと。 こうして彼女は隠していた自分の正体をあらわにする──。 ♢♢マッグガーデン様にて書籍化&コミカライズ決定しました♢♢ ※残酷な描写有りは一部の描写のために入れております。
更新:2023/7/18
評価
レビュー
読んだ
気になる
読んでる
「セレネイラ・アツェンガルト。私は君との婚約を破棄する」 光溢れる永遠の昼の国、エストーリア。 その記念すべき建国祭の夜会にて婚約者のルドヴィッヒから告げられた言葉。 王太子である彼の傍らには金髪の女性。 それはセレネイラの実の妹であり、光の魔力に優れ、聖女の再来と言われるエスティリアだった。 目立った容姿でもなく、魔法も使えず、何も持たない『私』と違って容姿にも才能にも全てに恵まれた完璧な『妹』。 本心を隠して全てを諦め、婚約破棄を受け入れたセレネイラは数日後、思わぬ人物から婚約を打診される。 それは夜の公国ノクティナスの大公アクシズだった。 アクシズは魔女と揶揄されるセレネイラを「夜の愛し子」と呼び、何故かセレネイラを溺愛してきて……。 ※アルファポリス様にも掲載しています
更新:2023/6/16
評価
レビュー
読んだ
気になる
読んでる
「──アイリス、君との婚約を破棄したい」 レーゼヴィブルの王子であるクラウスは、ある日婚約者である公爵令嬢のアイリスを呼び出し唐突に婚約破棄を切り出した。 政略で組まれた婚約とはいえ、相思相愛だった二人。納得できないアイリスはクラウスにその理由を尋ねる。 そしてクラウスから語られたその「理由」は驚くべきものだった。 「実は私──女なんだ!!」 しかしアイリスはその告白に余裕の笑みでもって更なる衝撃の事実を明かすのであった──。 ※短編として加筆修正し、掲載しております。 改題済。
更新:2020/5/12
評価
レビュー
読んだ
気になる
読んでる
※作品の評価点について
登録数が少ない期間は単純平均点で表示します。
より多くの作品数・レビュー数になったら新評価式を適用します。
書籍化/コミカライズのタグについて
該当作品の書籍化・コミカライズ判定は、プログラムによる自動判断です。厳密な確認事項でないことをご了承ください。